子どもが体調を崩すと、親は心配になります。
熱は何度あるだろう。
病院へ行った方がいいだろうか。
仕事はどうしよう。
学校は休ませるべきだろうか。
私も親になってから、同じようなことを何度も考えるようになりました。
小学校教員として働いていた頃は、子どもたちの欠席連絡を受ける側でした。
しかし、親になった今は連絡する側です。
立場が変わって初めて気づいたことがあります。
それは、
「子どもの健康以上に大切なものはない」
という当たり前の事実でした。
学校を休ませることに罪悪感を抱く保護者へ
子どもが体調不良になると、
「勉強が遅れてしまう」
「みんなに迷惑をかけてしまう」
と心配する保護者の方もいるかもしれません。
私自身、教員時代には
「なるべく休まないでほしい」
という気持ちを持っていたこともありました。
しかし実際に親の立場になってみると、そんな考えは大きく変わりました。
体調が悪いときに無理をして学校へ行っても、十分に学ぶことはできません。
何より、心と体を休ませることが最優先です。
子どもは安心できる場所を求めている
風邪をひいた子どもを抱きながら感じたことがあります。
子どもは薬だけで元気になるわけではありません。
親がそばにいてくれること。
心配してもらえること。
ゆっくり休めること。
そうした安心感が回復につながっているように感じます。
学校では頑張っている子どもたちも、家ではまだまだ大人に甘えたい存在です。
だからこそ体調不良のときくらいは、思いきり甘えさせてあげてもいいのではないでしょうか。
元教師として保護者に伝えたいこと
保護者の方の中には、
「学校へ迷惑をかけてしまう」
と考える方もいます。
でも大丈夫です。
多くの先生は、
「しっかり休んで元気になってきてね」
と思っています。
私自身もそうでした。
学校は勉強する場所ですが、それ以上に子どもが健康でいることが大切です。
元気になれば勉強はいくらでも取り戻せます。
しかし、無理をして体調を悪化させてしまったら本末転倒です。
子どもの成長は当たり前ではない
風邪をひいた我が子を見ながら、
元気に過ごせる毎日は決して当たり前ではないと感じました。
学校へ行くこと。
友達と遊ぶこと。
家族でご飯を食べること。
そんな何気ない日常は、とても幸せなことです。
子育てをしていると、つい目の前の課題ばかりに目が向いてしまいます。
宿題。
テスト。
忘れ物。
習い事。
でも体調を崩した日だからこそ、
「元気でいてくれるだけで十分だな」
と思い出させてもらえます。
まとめ
子どもが風邪をひいたとき、親は不安になります。
しかし、そんな時こそ大切なのは、
「学校を休まないこと」
ではなく、
「安心して休めること」
です。
元教師として、そして親として。
子どもの健康以上に大切なものはないと、今は心から思っています。
もし今、お子さんの体調不良で不安になっている方がいたら、まずはゆっくり休ませてあげてください。
学校のことは、そのあとで十分です。
ではまた。
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