仕事中や家事をしているとき、スマートフォンに学校から電話がかかってくる。
その瞬間、
「何かあったのかな?」
「うちの子、何かした?」
と不安になった経験がある保護者の方も多いのではないでしょうか。
実際、私も保護者として学校から電話が来ると少し身構えてしまいます。
でも、小学校教員として8年間勤務し、現在も学習支援員として学校現場に関わる中で感じるのは、
学校からの電話=悪い知らせとは限らない
ということです。
今回は、学校から電話が来たときに保護者の方に知っておいてほしいことをお伝えしたいと思います。
学校から電話が来る理由はさまざま
まず知っておいてほしいのは、学校から電話をする理由はたくさんあるということです。
例えば、
- 体調不良やけが
- 忘れ物や持ち物の確認
- 行事や下校時刻の変更
- 学校で頑張っていたことの共有
- 友達関係のトラブル
- 学習面や生活面の相談
など、本当にさまざまです。
もちろん、トラブルの連絡であることもありますが、必ずしも悪い話ばかりではありません。
まずは落ち着いて話を聞くことが大切です。
先生も電話をかけるときは緊張している
意外に思われるかもしれませんが、
先生も保護者へ電話をするときは緊張しています。
特に、
- 友達関係のトラブル
- けが
- 学校での問題行動
などについて連絡するときは、
「どう伝えたらよいだろう」
「保護者の方に心配をかけてしまうかもしれない」
と悩みながら電話をしています。
教員時代、私自身も電話をかける前に何度も内容を整理してから連絡していました。
ですから、まずは学校と家庭が一緒に子どもを支える仲間であることを忘れないでほしいと思います。
話を最後まで聞いてみる
学校から電話があると、つい途中で不安になってしまうことがあります。
特に、
「お子さんのことで少しお話がありまして…」
と言われると、ドキッとしますよね。
でも、まずは最後まで話を聞いてみてください。
実際には、
「子ども同士で少し言い合いがあったけれど、すでに仲直りしている」
「学校でも見守っているので家庭でも様子を見てほしい」
という内容であることも少なくありません。
電話を受けた直後は感情的にならず、状況を整理することが大切です。
家庭での様子を伝えることも大切
学校では見えない子どもの姿があります。
逆に、家庭でしか見えない様子もあります。
例えば、
- 最近元気がない
- 朝になると不安そうにしている
- 家で友達の話をしていた
- 体調を崩していた
こうした情報は、学校にとってとても大切です。
保護者から家庭での様子を教えてもらうことで、学校もより適切な支援を考えることができます。
気になることは遠慮せず質問してよい
電話の内容について、
「詳しく聞いていいのかな」
と遠慮する必要はありません。
もし分からないことや心配なことがあれば、
「学校ではどのような様子でしたか?」
「先生はどのように対応されましたか?」
など、確認して大丈夫です。
学校と家庭が同じ方向を向いて子どもを支えることが大切だからです。
保護者の方へ伝えたいこと
学校から電話が来ると、不安になるのは当然です。
私も親として同じ気持ちになります。
でも、多くの場合、学校は子どものことで一緒に考えたいと思って連絡しています。
学校と家庭は対立する関係ではありません。
どちらも子どもの成長を願う仲間です。
だからこそ、学校からの電話を「叱られる場」と考えるのではなく、
「子どもを一緒に支えるための時間」
と捉えてもらえるとうれしいです。
まとめ
学校から電話が来ると、不安になる保護者の方は少なくありません。
しかし、学校からの電話にはさまざまな理由があります。
まずは落ち着いて話を聞くこと。
家庭での様子を伝えること。
分からないことは質問すること。
学校と家庭が情報を共有しながら、子どもを支えていくことが大切です。
子どもの成長を支えるパートナーとして、学校とうまく付き合っていきたいですね。



