「先生って授業だけしているんじゃないの?」
保護者の方からすると、学校の先生の仕事は授業をすることが中心に見えるかもしれません。
しかし実際には、授業以外にも多くの仕事があります。
私は小学校教員として8年間勤務し、現在は学習支援員として学校現場に関わっています。
この記事では、保護者の方にぜひ知ってほしい「学校の先生の仕事」と「学校との上手な付き合い方」についてお伝えします。
学校の先生の仕事は授業だけではない
先生の仕事というと、教室で授業をしている姿を思い浮かべる方が多いと思います。
しかし、実際の学校現場では授業以外にもさまざまな業務があります。
例えば、
- 授業準備
- テスト作成と採点
- 学級通信の作成
- 保護者対応
- 行事の準備
- 生徒指導
- 職員会議
- 校内研修
- 学校全体の運営業務
などです。
私自身も担任時代は、子どもたちが下校した後からが本番だと感じることがよくありました。
なぜ学校からの連絡が遅いことがあるのか
保護者の立場になると、
「なぜもっと早く教えてくれないの?」
と思うこともあるかもしれません。
もちろん学校側の改善が必要なケースもあります。
一方で、学校では複数の先生や管理職と情報共有しながら対応を決めることが多くあります。
そのため、教師(担任)一人の判断ですぐに返答できない場面も少なくありません。
学校が慎重になる背景には、子どもたち全員に公平な対応をしたいという思いもあります。
学校と家庭は対立する関係ではない
教員時代、保護者との関係で最も嬉しかったのは、
「先生、一緒に考えましょう」
と言っていただけた時でした。
学校と家庭は、どちらも子どもの成長を願っています。
目指している方向は同じです。
だからこそ、
- 学校が悪い
- 保護者が悪い
という考え方ではなく、
「どうしたら子どものためになるか」
を一緒に考えることが大切だと思います。
学校の先生も一人の人間
子どもたちにとって先生は特別な存在です。
しかし、学校の先生も一人の人間です。
失敗することもあります。
悩むこともあります。
家庭を持つ人もいれば、介護や子育てをしながら働いている人もいます。
だからといってミスが許されるわけではありません。
ただ、「先生」という肩書だけで見るのではなく、一人の人として理解しようとすると、学校との関係が少し変わることがあります。
保護者の方へ伝えたいこと
私は教員として働いた経験と、保護者として子育てをしている経験の両方があります。
その中で感じるのは、
学校と家庭はもっと分かり合える
ということです。
学校には学校の事情があり、家庭には家庭の事情があります。
お互いの立場を理解できると、子どもにとってより良い環境をつくることができます。
まとめ
学校の先生は授業以外にも多くの仕事を抱えています。社会の求めるニーズに必死に応えようとしています。ただ、そんな先生達もまた社会の一部でもあるのです。
繰り返しになりますが、学校と家庭は本来対立する関係ではなく、子どもの成長を支え合うパートナーです。
先生を完璧な存在として見るのではなく、一人の人間として理解しようとすること。
それが、学校とのより良い関係づくりの第一歩になるのではないでしょうか。
ではまた。
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