「先生が嫌い」
「担任の先生が怖い」
「学校に行きたくない」
お子さんからそんな言葉を聞いて、不安になったことはありませんか?
小学校では、子どもたちは1日の大半を担任の先生と過ごします。そのため、どうしても相性の良し悪しは生まれます。
私は小学校教員として8年間勤務し、多くの子どもたちや保護者の方と関わってきました。現在も学習支援員として学校現場に関わっています。
この記事では、担任と子どもの相性が悪いと感じたときに、保護者が取るべき対応についてお伝えします。
まず知っておいてほしいこと
担任との相性が悪いこと自体は、決して珍しいことではありません。
大人同士でも、
「話しやすい人」
「少し苦手な人」
がいるように、子どもと先生の間にも相性があります。
大切なのは、「相性が悪い=悪い先生」と決めつけないことです。
まずは冷静に状況を見極めることが必要です。
① 子どもの話を最後まで聞く
お子さんが先生への不満を話し始めたら、まずは最後まで聞いてあげてください。
このとき、
「先生にも理由があるんじゃない?」
「あなたが悪いんじゃないの?」
とすぐに否定したくなることもあるかもしれません。
しかし、子どもが本当に求めているのは解決策よりも、
「わかってもらえた」
という安心感です。
まずは共感しながら話を聞いてみましょう。
② 子どもの話だけで判断しない
一方で、子どもの話だけで担任を責めるのも危険です。
子どもは見えている範囲が限られています。
教員時代、
「先生に怒られた」
という話の裏に、
実は何度も同じ注意を繰り返していたケースもありました。
もちろん逆に、教師側に配慮が足りなかったケースもあります。
大切なのは、一方向の情報だけで判断しないことです。
③ 気になることは担任へ相談してみる
もしお子さんの様子が気になるなら、遠慮せず担任へ相談してみてください。
保護者の中には、
「クレームだと思われないかな」
と心配される方もいます。
しかし、多くの先生は子どもが学校生活を安心して送れることを願っています。
相談するときは、
「子どもがこんなことを話していたのですが、学校ではどのような様子でしょうか?」
という聞き方がおすすめです。
事実確認の姿勢で話すことで、先生も状況を説明しやすくなります。
子どもの前で担任を否定しない方がよい理由
相性が悪いと感じると、つい先生への不満を口にしたくなることがあります。
しかし、子どもの前で担任を強く否定すると、
「先生の言うことは聞かなくていいんだ」
という気持ちにつながることがあります。
学校生活を送る上で、担任との信頼関係はとても大切です。
保護者が冷静な姿勢を見せることが、結果的に子どもを支えることにつながります。
学校の先生も一人の人間
私自身、教員として働いていた頃、
保護者からの相談によって子どもの見え方が変わった経験が何度もあります。
教師も完璧ではありません。
失敗することもあります。
悩むこともあります。
だからこそ、学校と家庭が対立するのではなく、一緒に子どもを支えるパートナーとして関わることが大切だと感じています。
まとめ
担任と子どもの相性が悪いと感じたときは、
- まず子どもの話を最後まで聞く
- 子どもの話だけで判断しない
- 担任へ相談する
この3つを意識してみてください。
学校と家庭が協力できると、子どもは安心して学校生活を送ることができます。
相性の問題に悩んだときこそ、焦らず、冷静に状況を見つめていきましょう。
ではまた。
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