社会のいろいろ

都会と地方

こんにちは。あさです。

今日は子どもがサッカーの大会に出ているので、試合を見に行きました。得点を決めているところを始めてみることができ、我が子の成長を感じました。

今回は長期休暇を取りやすい小学校教員であるわたしが、旅行先で感じたことを書いてみました。よかったら読んでみてくださいね^ ^


1.都会で過ごして感じること

 夏休み期間は地元を離れて、旅行先でくつろいでました。職業柄、休みをまとめてこの時期に取りやすいこともあり、今年は思い切って長期間外に出てました。


 そうして地元を離れていつもと違う場所にいると、同じ日本にいても本当に色々なことが

ちがう

んですよね。

羽田に着いても、新横浜駅を通っても、とにかく人は多いですし、なんか皆さん早足で歩いてません?笑 気のせいでしょうかw

それから、電子決済の普及がやっぱり地方と比べて(地方にもよると思いますが)進んでいるなぁと。周りを見渡してもみなさん本当にスマホだけで決済なさっていて、普段現金を使うことも多い自分としては少し気後れしてしまいます。


電車やバス、新幹線など、交通機関の電子決済は本当に便利で、今回の旅では大活躍でした。今更ですかね笑


2.日本の端っこに住んでみて

離島と呼ばれるような場所に3年ほど住んでいたので、都会と比べるとものすごいギャップを多々感じます。

例えばお金の概念。
みなさん、物々交換をしたことはありますか?小学生の時に、トレーディングカードを交換したり、お菓子を分け合ったり、クリスマスにプレゼント交換したり。いろいろあるとは思います。

私が住んでいた島では、この物々交換が令和の世の中になっても根付いていて、初めて知った時は本当にカルチャーショックでした。


例えば、近所の方からお魚を1匹頂いたとします。私は週に何度もいただいているので、何か返さずにはいられません。お金を渡すのもセンスがないので、お酒を持って行って「先日はありがとうございました」と渡します。すると、その人は「ありがとね^ ^じゃあこれ持ってって!」と天ぷらを持たせてくれる…

これ、おわかりいただけますでしょうか。つまり、エンドレスにプレゼントを渡し合っているという状態なんです。お互い様という共通の価値観のもと、島民はこうして現金を使わずに、物と物を交換して生活してたりするんです。(もちろんAmazonは島にも届きますし、買い出しもしますよ笑)


他にも、地域の放送でみんなが動いて草刈りをしたり、島行事のお手伝いをしたりと、自分のことだけでなく島全体のために活動する機会が多くありました。

3.都会と地方の狭間で

 だから何というわけではないですが、同じ日本の中であるにもかかわらず、これだけ生活様式や文化が違うのは「おもしろい」と思うんです。それって、どっちが良いとか悪いとか二元論的な考え方ではなく、「こんな生き方もあるんだ」「こんな人たちもいるんだ」という多様性の視点でとらえるとすごく人生豊かに過ごせるような気がします。

わたしは職業柄、たまたま全く違う文化の中で生活させてもらう機会があり、貴重な経験になりました。

わたしが転勤で島を出る直前、島の人がこんなことを話してくれました。

「さみしいよ。ほんとはね。でも、島にいると、あなたのように外からやってきてまた出ていく人がたくさんいる。何度も何度もそういうことを繰り返すと、世の中、永遠とか絶対とか、そういうものはないんだなって思うわけさ。だからあなたとの別れもさみしいけど、いつかまたどこかで会えるはずよ、縁があればね(笑)」

島の人々も、島外から訪れる多くの人間との出会いと別れを繰り返す中で、世の中とのつながりや自分たちの存在意義のようなものについて、意識しているのかもしれません。

 わたしも都会と地方の狭間で、様々な経験をさせてもらっていると思います。今回、夏休みの間に普段と全く違う環境の土地で過ごす中で、感じたことや考えたことを自由に言葉にしてみました。

みなさんは都会と地方について、どのように感じていますか。考えていますか。いつか、縁があれば、交流してみたいですね。

とりとめのない文章でした。最後まで読んでくださりありがとうございます。