こんにちは、あさです。今日はいつもより涼しいので、窓を開けてちょうどいいくらいの風が吹き込んできます。
次男も気持ちよさそうにお昼寝中なので、この間にブログ更新します。
1.やはりむずい
前の記事で長男が思春期に差し掛かっていることを書かせてもらったのですが、最近はもう反抗期に磨きがかかって、まったく親の言うことを耳に入れようとしなくなりました。
わたしも経験してきたことなので、多少は理解できるところもあるのですが、いざ実際に親の立場になってみて、息子が反抗してくると
これがなかなかにむかつくんですねえ。笑
やっぱりみんな人間なので、子ども相手といってもかわいくない発言もちらほら出てくるようになり、感情的になってしまうときがあります汗
話に聞いてはいましたが、多感な時期の息子をもつことがこんなにも大変だとは...
想像以上でした。
やってほしいことを言っても聞き入れられない。自分のこともやらない。でも甘えたい。
心が成熟していく過程における境界に今いるので、彼を見ていてすごくこう、勉強になります。いうほど冷静にもなれていませんが笑
2.こんなことがありました。
実は昨日あった出来事を通して、息子もそうですがわたし、あさ自身が少し成長できたなと実感できたと感じたので、今回記事にして残そうと思いました。
未来の自分がこの記事を読んで、どんなことを思うだろうと想像しながら書きますね。
昨日、いつものようにゲームの前に(我が家のルール)宿題を終わらせて見せに着た長男坊。まあちゃんと見せに来るからそれだけでもお利口さんなんですけどね。
前回記事でもふれましたが少し学校をお休みしていたので、受けていない算数の範囲を勉強して、明日テストがあるんだと私に伝えてきました。
これもすごくいいことですよね。わたしもぱっとノートを見たときに感心しました。
算数の計算問題を書いていたので当たっているかチェックしていると、間違った解法で解き進めているのがわかったんですね。
(テレビを見ている長男に)「おいで、間違ってるとこあるからそこ教える。全部同じ間違い方してるから、一問だけ一緒にやってあとは自分で解きなおしてな」
そう言って長男に間違えた箇所がどうして間違っているのか数直線で示したところ、なかなか納得してもらえません。
勉強苦手な子ではないので、筋道立てて伝えればわからない子ではないはずなので、何度か様々な視点で伝えたのですが、本人の顔がだんだんと曇っていきます。
あ、また始まったよ...認められないんだな..
そう思い、「別に問題を間違ったあなたのことを責めてるんじゃないよ。こうすればよくなるって伝えたいの。明日テストでしょ?今ここ間違ってるって自分で認めないと前に進めないよ。テストも点取れない。君が損するんだよ」
そう言うと、ふてくされて部屋に戻り、結局間違いは直さないまま風呂に入り、ご飯を食べ、テレビを見て寝る時間になりました。
寝る前もママと洗濯物の件で言い合いになり、ぷんすかしながら床にはいろうとする長男を思わず呼び止めました。
このままではちょっとまずい。でも叱っても頭に入らない。どうしよう。
少し考え、担任としてなら、今どんな声掛けをするかと自分に問い直し、よしと決めて長男に話しました。
「さっきの洗濯物のこともそうだけど、今あなたは素直になれてないんだよ。」
長男「いや、最後『次から気を付けるね』っていったじゃん」
「そういうことじゃないんだよ。結果だけじゃなくて、そこまでのやり取りがうまくいってないって言いたいの。宿題のこともそうだけど、あなたが今していることは、『自分は何も聞きません。好きなようにします』ってことなんだよ。周りの言うことをこれは取り入れよう、これは違うな、って選んでないの。とにかく全部聞き入れないで、自分の思ったようにしようとしているの。」
長男「...(仏頂面)」
「大事なことはね、何を言ったか言えてないかより、素直に聞けてるかどうかなんだよ。今のあなたは何も聞いてくれそうにないから周りも嫌な思いをする。○○(長男の名前)もそうでしょう?」
長男「...うん」
「素直になりなさい。じゃないと成長できない。これは勉強でもサッカーでも同じ。周りの声を聴けない人は成長できないよ。もう寝る時間だからさせないけど、結局あの問題も解き直さなかったでしょ。明日テストではもうそこは間違えるはずよ。でも受け入れなさいよ?自分で選んだんだからね。その後どうするかが大事。OK?」
3.伝えたいこと
どうでしょうか。精一杯言葉を選んで話しました。至らない表現もあるかもしれません。ただ、私の中で自分が成長できたと思ったのは、
話の中に感情を入れなかったこと
です。これも賛否あるかと思いますが、今の私はどうしても息子に足しておせっかいになりがち。そこに感情も入るから余計熱くなって、語気も荒くなる。
だから、「今の」あさにとっては感情抜きでまず伝えたいことがしっかり伝わっていることが重要なんですね。
まあ伝わったかどうかはわからないですが、自分の中で「客観的に発言ができた」のはすごく新鮮でしたし、こんな話し方もできるんだ、俺。って感じでした笑
読んでくれている読者の中にもお子さんのいる方、いると思います。伝えたいこと、伝わってますか。
これってほんとに難しい話で、教育の分野でも常に取り上げられるような視点です。その授業、子どもに伝わってる?とか、今の指導、子どもの頭に入ってる?とか。
人に何かを伝えるというのはそれ自体がかなり高次元のことで、そもそも意思疎通というのはかなり難易度の高いことだと思うんです。教員やってるとつくづくそう感じます。
昨日のことはそういった意味で、今の自分にできることが少し広がったような感覚があり、家にこもっていてなかなか自己有用感の高まらない私を励ましてくれる出来事でした。
未来の自分へ一言。「伝えたいこと、伝わってますか?」 ではまた。