こんにちは、あさです。センバツが始まってますね。高校野球を見ていると、キャッチボールしたくなってきます。
わたしは小学生の時から大学の途中まで野球をしていたので、今でも野球はやるのも見るのも大好きです。
そんな大好きな野球に関して、最近思うことや思い出したことを少し書かせてください。
1.髪の毛ふさふさ
慶応高校が優勝してからですかね。すごく増えましたね。髪の毛が。
もとい、髪型を自由にする野球部が増えました。ゴリゴリに坊主頭で高校生活を送った自分としては、まだあまり見慣れませんね。笑
でも、考えてみれば当然の権利ですよね。彼らだって野球をしていないときはどこにでもいる普通の高校生です。おしゃれしたい年頃ですよね。
あのころ、僕らは坊主にするのが常識だったので考えたこともありませんが、髪の毛ふさふさの子たちがマウンドで優勝の喜びを爆発させているのをテレビで見かけて、「あ~これも時代の流れなんだろな」と感じました。
これからの時代は予測するのが困難な時代とよく言われていますが、若い世代の人たちがこうして常識にとらわれず、新しいムーブメントを起こしていくのは、見ていてワクワクします。
もちろんわたしもまだまだ若手ですし(だと思いたい)、高校球児の一生懸命な姿を見て、
「負けてられないな」
と思ってます。
2.思い出
高校野球に関しては本当に充実した3年間を過ごして、ここに書けることも無限にあるのですが、その中から今回は一つ、ふと思い出した出来事を。
それは私が高校3年生の時、春大会前の練習で怪我した時のことです。ベンチ入りがほぼ決まっていた(であろう)あさは、大会に向けて日々練習に明け暮れていました。
そんな時、バッティング練習の際に後輩投手が投げた球がたまたま体の近くにきて、うまく避けられなかったわたしはバットを持っていた右手の人差し指を骨折してしまいました。
利き手の人差し指です。野球を経験している人なら絶対にわかると思いますが、大会前にそのけがはかなり「いたい」負傷でした。ボール投げられませんからね。
レギュラー級の実力も持ってなかったため、当然別の選手がベンチメンバーに選ばれました。当時すごく落ち込んだ記憶があります。
でも、そんな心のすさんでいた私を救ってくれたのは、なんとその後輩投手でした。
わざわざ練習後に自宅まで来てくれて、
「あささん、本当に申し訳ないです。すみませんでした。」と頭を下げたんです。
本当に心を動かされる瞬間でした。謝ってくれたという「ありがたさ」よりも、けがさせた方のメンタルもかなりきついんだという「気づき」が大きかったです。
もちろん悪気があって当てたわけではないし、自分もその後輩に対しては「気にするな」と声をかけてはいたのですが、あの時家まで来て謝られたときに
「よし、こっからまたがんばろう」
と、なぜか前向きになれたんですよね。不思議な感覚でした。
それから夏に向けてリハビリして、最後の大会では背番号をもらうことができました。
あの時の後輩に、いつか会う機会があれば、成長させてくれたことに対する感謝を伝えたいですね。
春の甲子園で躍動する球児たちをテレビで見ていて、ふと思い出した若い時の思い出でした。あまり青春時代の思い出に引きずられるのもよくないですが、たまにはあの時の仲間たちとそんな話ができればいいなと思います。
とりとめのない文章でした。いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。
ではまた。