こんにちは、あさです。もうすぐこんばんわになりますね。なかなか手が空かなくて、これから少しだけ書きます。
友人の結婚式の余興に、芸人のAMEMIYAさんがゲスト出演していたのを思い出して、タイトルを冷やし中華風にしました。笑
1.長男の話
うちの長男は4月から小学6年生。島から転校して2年目になります。初めて出会ったときはまだ小学2年でしたので、心身ともにだいぶ大きくなりました。
もともと背は同い年の子たちと比べて高い方で、一方で体のわりに幼いところもあってすごくかわいらしかった印象ですが、ここ最近彼の様子に大きな変化が見られました。
一言でいうと
「思春期」
始めました。笑 いや、始まりました。
出会ったころからあまのじゃくな性格ではあったのですが、最近それに拍車がかかり、ますます聞かん坊になってきました。
もう12歳になる年なので、そろそろ親の言うことも聞かなくなってくる時期だと理解していたつもりですが、いざその状況になってみるとこれがもう本当にむかつくんですよね。
世の親御さんたちの苦労が身に染みてわかります。単身で教員をやっていた時には思春期というものは大学で勉強して発達段階の一部として頭で理解していただけでした。
それに、基本的には学校で勤務中に接するだけですので、せいぜい7~8時間程度しか高学年の子たちの面倒は見ていませんでした。そもそも30人以上といっぺんに接しているのでそこまで濃密には関わっていないんですよね。
その点、息子とは家でずっと接しています。途中でオフラインにすることができないですよね。だから調子が合わないときもなんとかお互い折り合いつけてやっていくしかない。
それが親としての醍醐味でもあり、最大の悩みでもあるのではないでしょうか。家族とはいえ、自分とは全く別の一人の人間です。私たち保護者の思い通りになんかなるはずもないんですよね。
2.未熟
お互い様。まさにこの一言に尽きると自分は考えています。長男は小学生。私だってまだ30歳の若者?です。お互い本当に未熟で、足りない、至らない部分が多い。
言い訳するつもりもないですが、長男とは過ごしてきた時間に10年のずれがあります。つい最近「父親」という肩書がついただけの、まだまだ大きな子どもなんですよね。あさは。
ゆえにかかわり方にまだまだ課題があります。ついこないだまで子ども扱いしてたのですが、嫌な顔をされるようになり、口をきかない日も出てきました。
あ~、なんか、このままだとまずいな。
そう思うようになり、今週から少し対応を改めています。具体的には、少し待つようになりました。なんでもそうです。
片付けしてない。
ゲームを終わらない。
口のきき方
食べ残し
口出ししたくなる場面はいくらでもあります。共感いただける方も多いのではないでしょうか。笑 私は教員なので、余計そうなのかもしれません。
ただ、そうしたことに今はすぐ声掛けするのをやめています。彼が動くのを待ちます。すると、時間をかかりますが、一度言っておけば片付けもやってくれますし、ゲームも本人のきりがいいところで終わっているようです。ご飯の好き嫌いも今は大目に見るようにしています。
なんといいますか、たぶん正解ではないけれど、お互い少し楽になる距離感になっているかなと思ってます。長男がどう感じているかはまた別ですが。
未熟なりに、気づいたら自分なりにすぐ行動を改めて、少しでも良くしていこうと思えるようになりました。そう思わせてくれたのは、他でもない、あさの「父親」でした。
3.間違いを言ってくれる人
「お前、長男とのかかわりよくないぞ、直さないと口きいてくれなくなるぞ」
父に先日こんなことを言われました。言われた瞬間はあまりいい気持ちはしませんでしたが、確かにそうかもしれないと思いなおし、それから長男とのかかわりを変えました。
親の間違いに気づくのは、やっぱり親なんですね。私も少し頑固なところがあるので受け入れるのに多少の時間はかかりますが、ありがたいなと思いました。
島にいるときもそうでしたが、こうして間違いを間違っていると言ってくれる人って、意外に少ないですよね。仲の良い友人ですら、なかなか言い合える関係というのは難しいと思います。
あさの周りにはたまたま、間違いに気づいて正してくれる人や気づかせてくれる人が多くいました。
わたしもそうですが、他人の間違いを口に出して伝えるのって、すごく勇気がいりませんか。伝え方によっては相手に嫌な思いをさせることもある。そうしたリスクを負ってでも伝えてくれる人というのは、本当に大切にすべき人だと私は思っています。
こんな話題を書いていてなんですが、私自身は息子に嫌われる覚悟で接しています。嫌われてでも伝えなければならないことは世の中にたくさんあるからです。
社会に出ていけばいやでもわかることがほとんどです。それでも、少しでも大人になる前に伝えたい。知っていてほしい。親心なんでしょうかね。
でも、嫌われる覚悟と嫌われる関わり方は別問題。父として、大人として、息子にどんな声掛けができるのか。
試行錯誤しながら頑張ります。
長男のことばかり書いていたら、横で次男がすごく不機嫌になりましたのでこの辺にしときます。ではまた。