学校のこと

お手紙

 こんにちは、あさです。全国的に冷え込んでますね。子どもが風邪ひかないか心配で、いつもより1枚多く毛布をかけてあげたのですが、逆に暑かったらしく、長男は朝には毛布を全部けっとばして寝てて、次男(4か月)も暑くて泣きだすという。笑

心配しすぎでしたね。

かたやパートナーは連休中ずっと風邪をこじらせていたりと、気候の変化にバタバタしていたあさ家でした。

さて、前回の記事に続いて、学校へ出かけた際に子どもたちからお手紙をもらいました。うれしかったのと、考えさせられることがあったので少し書かせて下さい。

1.子どもたちからの手紙

 実は前回記事のサムネイルに使わせてもらったのがそのお手紙です。かわいらしい折り紙の作品も入ってました。現在、あさが受け持っていたクラスに新しく入ってもらっている担任の先生からいただきました。

 本当は9月に倒れて、すぐに子どもたちから「お手紙を書きたい」という声が出て、10月ごろにはできていたらしいです。

わたしが学校へ行けなかったこともあって、渡すタイミングがなかなか見つからなかったとのこと。

「運動会身に来てください」「がんばります」

といった文言があって、あちゃ~と思ったのですが、こうして教え子たちが私のことを心配して、気遣ってくれたことがすごくうれしかったです。

2.うれしいのと複雑な思いと

 お手紙をもらえたことに、一教員として感激したと同時に、もうこれは職業柄なのですが、子どもたちの字やもらった枚数、入っていた箱などから想像できることもいくつかあって、考えさせられました。

というのも、今回のこのお手紙、全員分はなかったんですね。もちろんなかったから駄目だというわけではなくて、全員分にならなかった理由がいろいろと想像できるんです。

担任の先生がどのようなアプローチでこのお手紙に取り組んでくれたのか、はたまたノータッチで子どもたちだけで仕上げたのか。私にはそこまではわかりようがないです。

ただ、校長先生との雑談の中で見え隠れしていたことがあります。それは、私がいなくなった後の学級の「荒れ」です。覚悟はしていましたが、いざ本当にあったと聞かされると、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

新しく入った先生が教職経験がまだ短いこと。校長、教頭が授業に入ってくれていること。特別支援学級担任も交えての学年での話し合いを何度も持っていたこと。

学級の子どもたちがくれた手紙から、校長との話とのつながりも含め様々なことを思います。

3.それでも

 それでも、もらえた手紙には澄んだ、優しい言葉が並んでいました。こんな私をねぎらおうとする10歳前後の子どもたちのことを、素敵だと思います。

お手紙からいろいろと想像を膨らませて、どうしようもない罪悪感に再度襲われてしまいますが、それでは手紙を書いてくれた子たちの気持ちが無駄になってしまうと思いました。

あの時わたしが職員室で倒れて、様々な人々に多くの迷惑をかけてしまった過去はもうなくなりません。

その後学級の子どもたちが被った不利益も取り返しはつきません。

それでも、私が後ろ向きであることよりも、前向きに日々を過ごして、よりよく生きようとすることにはきっと意味があると信じて、これから頑張ろうと決意しました。

失ったものは何だろう。得られたものは何だろう。

考えさせられる、子どもたちからの温かいお手紙でした。